*07:22JST NY為替:日米金利差拡大観測で1年ぶり円安・ドル高も介入警戒感高まる 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円91銭へ上昇後、151円21銭まで反落し、151円71銭で引けた。先週末に発表されたミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率の予想外の上昇を受け、追加利上げ観測が再燃、長期金利の上昇に連れたドル買いが優勢となった。また、日本の企業物価指数の伸びが鈍化したため日米金利差拡大観測に伴う円売りも加速。しかし、NY連銀の10月インフレ期待が低下したため金利も低下に転じドル売りが優勢となったほか、1年ぶりとなる円安・ドル高水準を受けた介入警戒感に円の買戻しが加速。

ユーロ・ドルは1.0665ドルへ下落後、1.0706ドルへ上昇し、1.0699ドルで引けた。ユーロ・円は161円55銭へ下落後、162円33銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2230ドルへ下落後、1.2280ドルまで上昇した。英中銀のマンMPC委が講演で環境問題やエネルギー移行がインフレ圧力となるリスクを指摘したためポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9052フランまで上昇後、0.9007フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:日米金利差拡大観測で1年ぶり円安・ドル高も介入警戒感高まる