*00:35JST NY外為:ドル上値重い、米インフレ鈍化や中東情勢悪化の懸念緩和で NY外為市場でドルは引き続き上値が重い。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している米9月コアPCE価格指数が予想通り伸び鈍化基調を維持したため利上げ終了も近いとの見方にドル買いが後退。さらに、アルジャジーラが関係筋の話としてカタール仲介のイスラエル、ハマス間の停戦交渉が急速に進展していると報じたため中東情勢悪化懸念が緩和し質への逃避のドル買いも後退した。ただ、イスラエルがハマスによる長期停戦要請に返答することを拒否しているとの報道もあり、リスクは存続。

ドル・円は149円55銭まで下落後、149円60銭で戻りも鈍い。ユーロ・ドルは1.0540ドルから1.0596ドルまで上昇し上値を探る展開。ポンド・ドルは1.2106ドルから1.2162ドルまで上昇した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル上値重い、米インフレ鈍化や中東情勢悪化の懸念緩和で