*06:28JST NY為替:米6月PPI伸び鈍化&セントルイス連銀総裁退任でドル続落 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円95銭へ上昇後、137円92銭まで下落し、138円06銭で引けた。新規失業保険申請件数が予想外に減少したため一時ドル買いが強まった。しかし、米6月生産者物価指数(PPI)は消費者物価指数(CPI)に続き伸び鈍化を示したため利上げ終了に近づいたとの見方に金利低下に伴いドル売りに転じた。タカ派として知られたセントルイス連銀のブラード総裁が8月に退任すると発表するとドル売りが一段と強まった。

ユーロ・ドルは、1.1161ドルから、1.1228ドルまで上昇し、1.1227ドルで引けた。ユーロ・円は155円13銭へ上昇したのち154円50銭まで反落。ポンド・ドルは、1.3046ドルへ弱含んだのち、1.3141ドルまで上昇した。予想を上回った5月国内総生産(GDP)を受け英中銀の追加利上げ観測を受けたポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8940フランから0.8583フランまで下落。

<MK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米6月PPI伸び鈍化&セントルイス連銀総裁退任でドル続落