14日午前の東京市場でドル・円は144円40銭近辺で推移。13日発表の8月米消費者物価コア指数は市場予想を上回ったことから、朝方に144円96銭まで値を上げたが、144円台後半で利食い売りが観測されており、ドルは上げ渋っている。ただし、リスク回避的なドル売りがただちに拡大する可能性は依然として低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円32銭−144円96銭、ユーロ・ドルは、0.9956ドル−0.9981ドル。ユーロ・円は144円01銭−144円46銭。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル上げ渋りもリスク回避のドル売りは一部にとどまる