NY外為市場でドルは続伸した。予想を上回った8月消費者物価指数(CPI)を受け連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速を織り込む長期金利上昇に従いドル買いが継続。9月FOMCでは100ベーシスポイントの利上げ観測も浮上。ドル・円は144円台25−30銭で心理的節目となる145円も再び視野に入った。ユーロ・ドルは1.0178ドルから1.0005ドルまで下落し、パリティ割れを試した。ポンド・ドルは1.1738ドルから1.1525ドルまで下落し9日来の安値を更新。

米10年債利回りは3.456%、2年債利回りは3.737%で高止まり。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円再び心理的節目145円も視野に、9月FOMCでは100BP利上げ観測も浮上、ダウは800ドル超安