NY外為市場ではリスク回避の動きが強まった。ロシアのウクライナ侵攻への警戒感が強まった。ロシアのプーチン大統領の発表とは逆に、米国やNATOはロシアがウクライナ国境での軍備を撤収どころか増強していると言及。ロシアの脅威に対処するため、NATOは東欧の軍を増強すると発表した。

投資家心理が再び悪化し、ダウは200ドル近く下落。米国債相場はFRBの利上げを織り込む売りと、安全資産としての買いが交錯。10年債利回りは2.03%で推移した。
ドル・円は115円台前半でもみ合い。ユーロ・円は131円60銭から131円11銭まで下落後も131円20−25銭の安値圏でもみ合いとなった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ、NATOは東欧の軍備増強、ウクライナ国境の露軍増強に対抗