30日の日経平均は小幅続落した。寄り引けほぼ同値でローソク足は十字線に似た形状を描き、RSI(14日ベース)が54.63%と中立圏中央付近にとどまったことと併せて、売り買いの拮抗状態を窺わせた。終値は25日移動平均線とのプラス乖離をキープしたが、下向きに転じた5日線を下回り、短期的には売り圧力がやや増大した形となった。
週足では下降中の13週線の下、わずかに上向く26週線の上で終了し、保ち合い局面の煮詰まりを示唆している。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅続落、ほぼ十字線で売り買い拮抗