米供給管理協会(ISM)が発表した11月ISM製造業景況指数は61.1と、10月60.8から改善も予想は小幅下回った。重要項目の新規受注は61.5と、59.8から上昇。同指数の支払い価格は82.4と、10月85.7から予想以上に低下した。雇用は53.3と、52から上昇し4月来で最高。

同時刻に商務省が発表した10月の建設支出は前月比+0.2%。伸びは9月-0.1%からプラスに改善も予想には満たなかった。

事前にマークイットが発表した11月製造業PMI改定値は58.3と、予想外に速報値59.1から下方修正された。

ISMの改善を好感し米国債相場は続落。10年債利回りは1.49%まで上昇した。
ドル・円は112円75銭の安値から113円08銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1337ドルから1.1328ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・11月ISM製造業景況指数:61.1(予想:61.2、10月:60.8)
・米・10月建設支出:前月比+0.2%(予想:+0.4%、9月:-0.1%← -0.5%)
・米・11月製造業PMI改定値:58.3(予想:59.1、速報値:59.1)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米11月ISM製造業景況指数は10月から改善、ドル買い再燃