本日のマザーズ先物は続落が予想される。27日の米国株式市場は、世界のパンデミックの状況改善で、経済活動再開への期待が強まり、寄り付き後上昇。8月耐久財受注速報値が予想を上回ったほか、金利の上昇や原油高を受け、景気循環株の買いが目立ち、ダウは堅調に推移、金利の上昇でハイテク株は売られ、ナスダックは下落。本日のマザーズ先物は、米ナスダックが続落となり、ナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、続落でのスタートが予想される。国内では、時価総額上位のAppier<4180>
が発行済み株式数の11%程度の株式売り出しを発表しており、目先の需給悪化懸念から相場の重しとなる可能性があろう。日足チャートでは、5日線、25日線、75日線が集中しており、これらを維持出来るかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1160.0pt、下値のメドは1100.0ptとする。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続落、applierの売り出しが重し、25日線などの維持が争点