日経平均は64円安(14時20分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっており、一方、トヨタ<7203>、デンソー<6902>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、鉄鋼、医薬品、情報・通信業、サービス業、電気・ガス業が値下がり率上位、鉱業、海運業、輸送用機器、繊維製品、金属製品が値上がり率上位となっている。

日経平均は後場に入って前日終値近辺まで下げ渋る場面があったが、その後は再び軟調。市場では3連休明けの今晩の米株式市場の動向を見極めたいとする向きもある。また、今週、米国で相次ぎ発表される経済統計に対する関心が高いようだ。今晩は米国で、4月の建設支出、5月のISM製造業景況感指数が発表される。また、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ、ヒューレット・パッカード・エンタープライズなどが2-4月期の決算発表を予定している。また日本時間3日未明には地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表され、同3日夜には5月のADP全米雇用リポート、週間の米新規失業保険申請件数、5月のISM非製造業景況感指数が発表される。そして週末4日夜には、5月の雇用統計が発表されるほか、パウエルFRB議長のパネル討議への参加が予定されている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は64円安、米経済統計などに関心