19日の米国市場では、NYダウが164.62ドル安の33896.04、ナスダック総合指数が3.90pt安の13299.74、シカゴ日経225先物が大阪日中比35円安の27935。19日早朝の為替は1ドル=109.10-20円(昨日午後3時は109.34円)。本日の東京市場は昨日の米SOX高を材料にIT株の買い戻しが予想される。昨日2.05%安のソフトバンクは米ブラックロックによる保有比率が5.15%(大量保有報告書による)に上昇したことが判明しており。
反発機運が高まろう。三菱UFJ<8306>など大手金融株は米10年債利回りの上昇でしっかりの展開か。反面、中国新疆・ウイグル自治区問題に絡んで米当局による綿製品の輸入差し止めが判明したファーストリテイリング<9983>は下落が予想され、良品計画<7453>も連れ安を強いられよう。昨日大引け後に増益予想や増配などを発表した東北新社
<2329>、セーレン<3569>などの値上がりが予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたイビデン<4062>、富士電機<6504>、新光電気工業<6967>、アシックス<7936>、セイコーHD<8050>、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>、カチタス<8919>などに注目。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:イビデンや富士電機などに注目