本日のマザーズ先物は反発が予想される。24日の米国市場は長期金利上昇の警戒感に寄り付き後、下落した。FRBのパウエル議長が上院議会での証言に続き下院議会証言でも長期にわたり金融緩和を維持する方針を繰り返したほか、FDAスタッフが製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)開発の新型コロナワクチンの緊急使用許可を支持する報告書を発表、近く緊急使用が承認されるとの期待も景気回復期待につながり、主要株式指数はプラスに転じた。ダウは引けにかけて上昇幅を拡大、史上最高値を更新して終了、ナスダックも反発した。本日のマザーズ先物は米国市場が大幅上昇したことやナイトセッションが大幅高した流れを受けて反発でのスタートが予想される。国内では日本経済新聞が、日本株番付に、マザーズの時価総額上位のBASE<4477>
が1位になるなど、ECやテック企業を紹介しており、相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、1213.4ptの75日線まで下落し、ボリンジャーバンドでは、売られすぎの指標の一つである、マイナス2σ手前まで下落していることから本日は反発が期待されている。本日の上値のメドは1250.0pt、下値のメドは1200.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反発、時価総額上位が下支えか