6日午前の東京市場でドル・円は、102円80銭台で推移。米国株式先物の下げ幅は縮小していることから、株安を警戒したドル売りは縮小しつつある。ただ、米国の政治不安に対する警戒感は消えていないことから、ドル・円については102円台後半でのもみ合いがしばらく続くとの見方が多いようだ。なお、ジョージア州上院選挙(決選投票)で2名の共和党候補者が僅差でリードしており、民主党の上下両院支配の可能性は低下しつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は102円59銭から102円83銭で推移。ユーロ・円は126円14銭から126円47銭で推移、ユーロ・ドルは1.2281ドルから1.2325ドル。

・NY原油先物(時間外取引):高値49.86ドル 安値49.72ドル 直近49.78ドル

【売買要因】
・新型コロナウイルスの変異種の感染拡大
・英国と欧州連合(EU)による自由貿易協定の暫定発効
・米国の政治不安

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は102円80銭台、株安を警戒した円買いは縮小