20日午前の東京市場でドル・円は103円80銭台で推移。日経平均は120円安で推移しており、下げ幅は縮小しつつあるが、株価がプラス圏に反転する可能性は低いとみられている。株安を意識したドル売りは一巡しつつあるが、リスク選好的な取引が拡大に転じる状況ではないとの見方は変わっていない。ここまでの取引レンジは、ドル・円は103円74銭から103円90銭、ユーロ・ドルは1.1865ドルから1.1877ドル、ユーロ・円は123円17銭から123円34銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米大統領選挙の最終結果が判明するまである程度の時間がかかる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値41.88ドル 安値41.61ドル 直近値41.69ドル



<MK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は103円80銭台で推移、株安一服もドル買いは拡大せず