12日午前の東京市場でドル・円は105円20銭台で推移。日経平均の上げ幅は縮小しており、株高持続を意識したドル買いは後退しつつある。中国本土株式はやや弱含みとなっていること、欧米におけるウイルス感染の再拡大が警戒されていることから、リスク選好的な円売りは抑制されている。ドル・円はしばらく105円台前半で推移し、伸び悩む状態が続く可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円21銭から105円48銭、ユーロ・ドルは1.1773ドルから1.1780ドル、ユーロ・円は123円98銭から124円23銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米大統領選挙の最終結果が判明するまである程度の時間がかかる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は105円20銭台で推移、伸び悩む状態が続く