大阪取引所金標準先物 21年8月限・夜間取引終値:6439円(前日日中取引終値↓62円)

・想定レンジ:上限6500円-下限6400円

14日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は下落しそうだ。コロナ治療を巡る不透明感を受け安全資産としてのドルに資金が向かい、金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが上昇。ドルの代替投資先とされる金には資金が向かいにくく、金先物はナイトセッションで下落した。このところ、リスク回避目的でドルが買われ、さらにドル相場の上昇を受け金から資金が流出するという動きがみられることがあるが、今日はこうした動きを映し金先物は軟調な展開となりそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:下落か、ドル相場上昇で金から資金流出も