大阪取引所金標準先物 21年8月限・夜間取引終値:6464円(前日日中取引終値↑25円)

・想定レンジ:上限6520円-下限6440円

9日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は上昇しそうだ。前日の米国株式相場が上昇し、リスク選好が進み、安全資産とされる金には資金が向かいにくかった。一方、金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが上値の重い動きとなり、ドルの代替投資先とされる金を見直す動きも見られた。しかし、いずれも決定的な手掛かり材料とはならず、金先物はナイトセッションで方向感を欠く動きとなった。この流れを引き継ぎ、今日の金先物は方向感が出にくい中、ドル相場の上値の重さを織り込み堅調な展開となりそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇、手掛かり材料難で方向感出にくいか