27日の日経平均は急反発した。ローソク足は上ヒゲのない「陽の引け坊主」を示現。19日をボトムに5日連続でザラ場安値を切り上げ、強い買い意欲を窺わせた。週足では6週ぶりに陽線を引いて1週間の上げ幅は2836.60円と、先週までの5週間の下げ幅7134.76円の3分の1戻し(2378.26円高)を上回り、来週以降の反転トレンド継続に期待をつないだ格好となった。ボリンジャーバンド(25日ベース)では中心線と-1σの中間(1
8769.98円)を下回ることなく推移し、-2σ割れをボトムとする売られ過ぎ修正トレンドをキープした。ただ、一目均衡表では転換線と基準線はともに横ばいで終了してもみ合い圏入りを示唆。RSI(14日ベース)が40.37%と中立圏下限の40%を上回ったほか、25日線とのマイナス乖離率が2.17%に縮小しており、短期急落後の自律反発局面は後半に入った可能性がありそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:急反発、陽の丸坊主で5日連続下値切り上げ