24日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。日本株を受けた円買いでやや値を下げたが、109円前半の押し目買いが意識されドルの下げは小幅にとどまった。

欧米市場がクリスマス休暇に伴う休場となるため、取引は薄い。本日アジア市場では日経平均株価が下げに転じやや円買いに振れたが、ドル売りは限定的。米国経済の底堅さを背景としたドル買いが継続した、

ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、日本株安継続を見込んだ円買いが目先も続く見通し。ただ、109円20銭付近に押し目買いのポイントが観測され、ドルは下げづらいようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円36銭から109円44銭、ユーロ・円は121円20銭から121円42銭、ユーロ・ドルは1.1087ドルから1.1094ドルで推移した。

【要人発言】

・日銀金融政策決定会合・議事要旨

「大方の委員は、物価目標に向けたモメンタムが損なわれる恐れが一段と高まる状況ではないことから、現状の金融市場調節方針と試算買入れ方針を維持することが妥当との認識」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、109円前半の押し目買いを意識