29日の米国市場は、NYダウが326.15ドル高の26362.25、ナスダック総合指数が116.51pt高の7973.39と大幅上昇し、シカゴ日経225先物も大阪日中比245円高の20705円と買われた。30日早朝の為替は1ドル=106円50銭台と、昨日の大引け時点比で60銭程度の円安。本日の東京市場は米中貿易問題の先行きに対する懸念の後退を反映し、東エレク<
8035>、村田製<6861>、キーエンス<6861>など電子部品や設備投資関連株を中心に値上がりが予想される。米国株に連れ高してソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>も値上がりし、米債利回り上昇を受けて三菱UFJ<8306>をはじめとする大手金融株も一旦値を戻そう。全般の地合い改善を受けて日経平均構成比の大きいファーストリテ<9983>も買いが膨らみそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された資生堂<
4911>、ファンケル<4921>、オムロン<6645>、ヒロセ電機<6806>、東エレク<8035>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ファンケルや東エレクに注目