日経平均は5営業日ぶりに反発した。ザラ場安値は2日連続で切り上がり、ローソク足は陽線を引いて下落トレンドの小休止を示唆した。ただ、上ヒゲは5日線に届かず、上値での売り圧力も再確認した格好。一目均衡表では、株価が雲下で推移する中、基準線と転換線がともに横ばいとなり、こちらも大勢弱気の中の下げ一服を示唆した。ボリンジャーバンドでは、終値は5日ぶりに-2σを上回った。明日9日も-2σを上回ればレンジの下方拡張局面脱出のパターンとなる。RSI(14日ベース)は40.51%(前日32.27%)と中立圏に復帰し、明日9日もRSIが上昇すれば、5日の31.85%を直近ボトムとする反転トレンド形成の流れが鮮明になろう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日ぶり反発、一目均衡表は下げ小休止示唆