23日の日経平均は大幅反発した。ローソク足は陽線を引き、12日以来の200日線超えで終了。ともに上向きの25日線が75日線を上回るゴールデンクロス(GC)を示現したほか、5日線が上向きに転じ、上昇圧力の増大を示唆している。一目均衡表では、日々線は雲上限を上放れ、遅行線は株価との上方乖離幅を拡大し、強気シグナルが鮮明になった。ボリンジャーバンドでは、中心線割れからスタートして一時+1σを上回り、終値は+1σ直下をキープ。ザラ場安値が-2σに接近した18日を直近ボトムとする反転トレンドを形成している。RSI(14日ベース)は47.67%(昨日53.05%)、東証1部の騰落レシオは103.44といずれも中立圏にあり、株価の上昇余地を窺わせている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅反発、25・75日線のGC示現