米国株式相場は下落。ダウ平均は115.98ドル安の26806.14、ナスダックは63.41ポイント安の8098.38で取引を終了した。前週の堅調な雇用統計を受けた利下げ期待の後退で、売りが先行。10日に行われるパウエルFRB議長の議会証言を見極めたいとの思惑から下値は限られたものの、終日軟調推移となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

航空機メーカーのボーイング(BA)は、サウジアラビアの格安航空会社が「737MAX」を最大50機購入する契約を取り消し下落。携帯端末のアップル(AAPL)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け軟調推移。一方で、セキュリティソフトのシマンテック(SYMC)は、半導体のブロードコム(AVGO)への身売り交渉進展が報じられ上昇。半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)は、複数アナリストが新たに発売されたデスクトップ向け半導体(CPU)を評価し堅調推移となった。

検索大手のアルファベット(GOOGL)と衛星テレビのディッシュ・ネットワーク(DISH)は、第4の携帯電話・通信会社設立に向けて協議中であることが報じられた。。

Horiko Capital Management LLC



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウ115ドル安、利下げ期待の後退が続く