20日午後の東京市場でドル・円は107円60銭付近での値動きが続く。ユーロ・ドルが本日の高値を更新したタイミングで、一時107円47銭まで下落。ドル売りが進んだ。その後、黒田日銀総裁は15時半からの記者会見で「物価安定のモメンタムが損なわれればちゅうちょなく追加緩和を実施」などと述べたことで円の上昇を抑えたようだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円47銭から108円14銭、ユーロ・円は121円11銭から121円51銭、ユーロ・ドルは1.1226ドルから1.1284ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は一時107円47銭、日銀総裁発言で下げ渋り