8日午後の東京市場でドル・円は一時111円22銭まで弱含んだが、足元は下げ渋る展開。中国の2月貿易統計で輸出、輸入が減少し、景気減速が改めて懸念され、日経平均株価が前日比400円超下落、上海総合指数も大幅安となり、円買いに振れやすい。ただ、111円20銭台で国内勢の押し目買いが観測され、ドルの下げはいったん収束したもよう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円22銭から111円65銭。ユーロ・円は124円53銭から125円03銭、ユーロ・ドルは1.1185ドルから1.1201ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、国内勢の押し目買いで