先週末25日の米国市場では、NYダウが183.96ドル高の24737.20、ナスダック総合指数が91.40pt高の7164.86、シカゴ日経225先物が大阪比15円高の20795円。28日早朝の為替は1ドル=109円50銭台と、先週末25日の午後3時時点よりやや円高。先週末の東京市場は米インテルの時間外取引での急落に抗して半導体など電子部品株が上昇し、電子部品セクターへの強い需要を確認する形となった。本日も米SOX指数の上昇を追い風に、半導体関連銘柄を中心に値上がりが予想される。また、米ダウと米長期金利の上昇を強材料に大手銀行株や保険株にも買いが予想される。ただ、今週後半から本格化する第3四半期の決算発表を前に業績停滞への警戒感も根強い。本日早朝の為替がやや円高で推移していることもあって、利食いは浅くなり、上値の重い相場展開が見込まれる。一方、強気の投資判断が観測されたジェイエイシーリクルートメント<2124>、アマダHD<6113>、バンナムHD<7832>、H.I.S.<9603>などに注目。

<US>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:バンナムHDやH.I.S.に注目