こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校グループの代表である高橋慶行さんのコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

さて、本日ご紹介するコラムでは、高橋代表が『テクニカル分析に使われないこと』という記事でご自身の意見を述べています。

投資判断の際に用いる手法として、テクニカル分析か、ファンダメンタルズ分析か、ということが投資家の間でよく語られますが、本コラムでは、テクニカル分析の落とし穴について説明しています。

まず冒頭で、高橋代表は、『安定して利益を出すという目標に向かって、投資家がテクニカル分析を使用するという場合、頭に入れておかなければならないこと』は、『テクニカル分析は万能薬ではないということ』だと述べています。テクニカル分析の能力や知識をいくら高めても優位性のある判断がつかないときは、『トレードをしないに限ります』と説明。その理由として、『判断がつかないところというのは、他の投資家も迷い、それが値動きに現れているということだから』と話しています。

大切なことは、『今、相場がどんな状態を示しているのかということを知ることであり、分からないながらも、知ろうとする姿勢です』と指摘。テクニカル分析頼みで売買するのではなく、『相場が今どんな状態にあり、「この後、上がる方向に優位性があるのか」「この後、下がる方向に優位性があるのか」が分かりにくいので、それを把握するためにテクニカル分析というツール使う』というくらいがちょうど良いと述べています。

最後に、『ツールに使われ自分を見失うことには気を付け、有意義な成果を手に入れていきたいものです』とまとめています。

複雑なテクニカル分析ほど、習得すると活用してみたくなりますが、それが万能ではないということを心に留め、上手に付き合って投資をしていきたいと思います。

なお、上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の5月7日付のコラムである『テクニカル分析に使われないこと』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ





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情報提供元: FISCO
記事名:「 テクニカル分析に使われないこと~投資の学校(高井ひろえ)