11時00分現在の日経平均株価は22848.04円(前日比19.96円安)で推移している。前日の米国市場では、税制改革法案の成立に楽観的な見方が広がる一方で、直近の株価上昇を受けた利益確定の動きが広がり、寄付き後から下落し揉み合う展開となった。前週に共和党執行部の間で合意された税制改革案が下院で可決されたものの、今晩の上院での採決結果を見極めたいとの思惑もあり、相場への影響は限られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の22765円になり、本日の日経平均はこちらにサヤ寄せする格好から売り先行でスタートした。為替市場が前日比円安方向に振れていることを受け、輸出関連株に買われたことから一時プラスに転じる場面もみられた。しかし、22300円を前に利益確定売りの動きが広がり、上値は重くなっている。

売買代金上位では、任天堂<7974>、SUBARU<7270>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、大成建設<1801>、鹿島建設<1812>、ツルハホールディングス<3391>が下落。一方で、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、トヨタ自<7203>、りそな<8308>、日立<6501>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>は上昇。




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情報提供元: FISCO
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