24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円02銭まで上昇後、113円54銭へ反落し、113円85銭で引けた。良好な米国の企業決算や税制改革期待にリスク選好の円売り、米債利回り上昇に伴うドル買いが加速した。その後、米国の税制改革案の成立が難航するとの見方が浮上し反落も、共和党保守派の間で次期FRB議長候補としてタカ派として知られるテイラー氏が有力であることが確認されると底堅い展開となった。

ユーロ・ドルは、1.1754ドルから1.1793ドルまで上昇し、1.1765ドルで引けた。

ユーロ・円は、134円19銭まで上昇後、133円78銭へ反落。

ポンド・ドルは、1.3178ドルから1.3113ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9871フランから0.9911フランまで上昇した。

[経済指標]・米・10月製造業PMI速報値:54.5(予想:53.5、9月:53.1)・米・10月サービス業PMI速報値:55.9(予想:55.2、9月:55.3)・米・10月総合PMI速報値:55.7(9月:54.8)・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:12(予想:17、9月:19)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月24日のNY為替概況