5日のマザーズ先物は25日線が支持線として機能するかが焦点となってくる。4日の米国株式市場は独立記念日のため休場となっており、また欧州市場は全般軟調となるなか、こう着感の強い相場展開が続きそうである。北朝鮮による大陸弾道ミサイル発射報道を受けた地政学リスクの高まりによって上値は抑えられよう。一方で、相場のこう着感が強まってくると、足元でマザーズ先物は25日線水準まで下落している分、同水準を支持線としてリバウンドを試す展開も見込まれる。ゲーム株が全般軟調となるなかで、材料のあるバイオ関連などの直近で強い動きを見せている銘柄には引き続き関心が向うだろう。本日のマザーズ先物の上値メドは1180pt、下値メドは1130ptとする。

個別では、オンコリス<4588>が、がんの体外検査薬として開発を進めているOBP-1101に関する特許が米国における登録を受けており、足元で続くバイオ関連の一角に対する物色が継続する材料となるかが注目される。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:25日線が支持線として機能するか、地合いはこう着続く