ドル・円は110円50銭台と戻りの鈍い展開。米金利の持ち直しが一服し、ドル買いは弱まっているようだ。一方、米中首脳会談が行われているタイミングでの米国によるシリア軍事攻撃は、中国に対する威嚇の効果も見込まれる。通貨安政策による不均衡貿易の是正を求める姿勢の米国は、中国との交渉を優位に進める可能性もあろう。

ここまでのドル・円の取引レンジは110円14銭から111円00銭、ユーロ・円は117円32銭から118円17銭、ユーロ・ドルは1.0638ドルから1.0652ドルで推移した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、シリア攻撃は中国への威嚇効果も