2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円24銭から114円59銭へ上昇し114円45銭で引けた。最新の米週次新規失業保険申請件数が1973年3月以降ほぼ44年ぶり低水準となったことを受けて、3月の利上げを織り込むドル買いが一段と強まった。

ユーロ・ドルは、1.0528ドルから1.0495ドルへ下落し1.0505ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測にユーロ売り・ドル買いが継続。ユーロ・円は、120円18銭から120円44銭へ上昇した。リスク選好の円売りが継続した。

ポンド・ドルは、1.2307ドルから1.2243ドルへ下落した。

ドル・スイスは、1.0107フランから1.0146フランへ上昇した。

【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:22.3万件(予想:24.5万件、前回:24.2万件←24.4万件)・米・失業保険継続受給者数:206.6万人(予想:206.0万人、前回:206.3万人←206.0万人)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月2日のNY為替概況