4日のNY原油先物は反発(NYMEX原油2月限終値:53.26↑0.93)。52.15ドルから53.35ドルまで上昇した(時間外取引含む)。主要産油国による協調減産に対する不透明感は引き続き残っている。ただ、5日に発表される米エネルギー情報局(EIA)による週間の米石油在庫統計において、原油在庫が前週比で減少するとの観測が高まっていることから反発となった。

チャートでは、25日移動平均線(51.80ドル)水準で下げ止まっている。16年11月の42.20ドルをボトムに下値を切り上げる展開が継続。短期的なトレンドは上向きとなっている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反発で53.26ドル、米石油在庫統計への期待感が先行(訂正)