*08:31JST NYの視点:米7月JOLT求人件数:6月大幅下方修正、雇用者の労働市場への自信弱まる、8月雇用統計で連続雇用減少リスクも
米労働統計局が発表したJOLT求人件数の7月分は727.1万件と、6月718.2万件から増加も予想を下回った。6月分は718.2万件へ、735.9万件から下方修正された。約20万件の下方修正は2025年来で最大となる。6月分の修正は採用で1.6万件の下方修正で530万件。自主的退職者数は1.9万人の下方修正で320万人となった。一方で、解雇は1.9万件上方修正され180万人。

市場エコノミストが労働市場判断のために特に注視している自主的退職率は1.9%と、2.0%から低下。4月来で最低となった。自主退職者数は305.6万人と4月来で最低。雇用者の労働市場への自信が弱まったことを反映した。採用者数は27.8万人減の595.4万人と、2月来で最低となった。

1失業者に対する求人件数は1.05と、6月1. 01から若干改善した。依然、パンデミック前の水準には満たず。ピークとなった2022年には1失業者に対し、求人件数は2件だった。

雇用削減率は1.0%と1.1%から低下し、4月来で最低。企業は引き続き従業員採用や雇用削減を低い水準にとどめている証拠となった。7月JOLT求人件数は表明的には労働市場の健全さが示されたものの、ほぼ6月分の大幅下方修正による結果で、実際は冴えない内容と指摘されている。8月雇用統計でも7月に続き2カ月連続で雇用減少リスクも指摘されているため、注視が必要と見られる。

■7月労働市場ダッシュボード
求人件数率:4.4%(6月4.5%)
雇用削減率:1.0%(1.1%)
自主的退職率:1.9%(2.0%)
採用率:3.2%(3.4%)
失業率:4.1%(4.2%)
不完全雇用率(U6):7.9%(7.9%)
非農業部門雇用者数:-2.3万人(+5.7万人)
平均時給:前月比+0.1%、前年比+3.2%(+0.3%、+3.5%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NYの視点:米7月JOLT求人件数:6月大幅下方修正、雇用者の労働市場への自信弱まる、8月雇用統計で連続雇用減少リスクも