皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY原油は上昇基調強めそう』と述べています。

続けて、『原油相場は「OPECプラス」の11月からの減産(日量200万バレル削減)が下値を支えている一方で、中国の景気減速による需要低下が重石になっている。10月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.2となり、節目の50を2カ月ぶりに割り込んだ』と伝えています。

また、『中国が来年から新型コロナ対策を緩和するとの臆測が広まったが、足元では上海ディズニーランドが休園し、広州モーターショーの延期が決まるなど、ゼロコロナ政策の緩和に向けた具体的な動きや変化はみられない』と解説しています。

次に、『米石油協会(API)が公表した28日現在の原油在庫は前週比650万バレルと大幅に減少した。市場予想は40万バレル増だった』と述べ、『ただ、冬を控え、ヒーティングオイルの原料となる留出油在庫が87万バレル増となり、予想の60万バレル減と逆の結果になった』と伝えています。

一方で、『ヒーティングオイル需要は、天候次第で大きく変動するため、冬の気温次第ではさらに在庫が減少する恐れもある。その場合、ヒーティングオイルが牽引役となって原油相場を押し上げる展開も想定される』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、『NY原油は90ドルの節目を目指す可能性がある』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月2日付「NY原油は上昇基調強めそう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油は上昇基調強めそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)