レイ博士が以前行った臨床治験において、MN-166(イブジラスト)がアルコール離脱症状である不安・不快感を改善、アルコールによる高揚感の軽減、さらにアルコール渇望欲求を軽減させることなどが認められたことが、今回のR01研究助成金交付の基礎となった。本治験は、無作為二重盲検法プラセボ対照試験で、132人までの患者登録を予定している。メディシノバは、治験薬の供給、薬事関連のサポートなどを担っていく。2018年5月には、NIH傘下のNIDA(National Institute of Drug Abuse)から研究助成を受けて、50人のアルコール摂取障害および離脱症を適応としたMN-166(イブジラスト)の臨床治験を開始している。