[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19542.24;+267.42TOPIX;1615.43;+21.89

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前場終値と変わらず水準で始まった。ランチタイムの225先物は19390-19400円辺りでの狭いレンジ取引が継続。昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。円相場は1ドル108円40銭辺りと、朝方からはやや円安に振れて推移している。日経平均は自律反発の流れから25日線を捉えており、短期的な自律反発としては達成感が意識されやすく、強弱感も対立しやすい水準のようだ。セクターでは倉庫運輸のほか、後場に入り鉱業が下げに転じている。一方で、ゴム製品、電気機器、医薬品、保険、証券、卸売、金属製品、輸送用機器が強い。東証1部の騰落銘柄は値上り数が1700を超えている。

 米国は北朝鮮への新たな制裁のため11日に国連安全保障理事会で決議案の採決を求めている。新たな制裁内容次第では北朝鮮によるミサイル発射の可能性もあるとみられ、懸念要因が払拭されることはなさそうである。25日線レベルでの攻防が続きそうである。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は267円高でスタート、ゴム製品や電気機器が強い