日経平均は大幅反発でスタート、東芝や野村不などはさえない

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19953.06;+83.21TOPIX;1587.79;+7.79


[寄り付き概況]

　16日の日経平均は大幅反発でスタート。15日の米国市場では、サウジアラビアとロシアが9か月間の原油減産延長に合意し、原油相場の上昇で終日買い優勢となった。15日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の19945円、現在の円相場は1ドル113円70銭台で推移している。それらを受けて本日の日経平均は、225先物にサヤ寄せする格好から買い先行に。世界各国で起きる過去最大規模のサイバー攻撃を受けて、セキュリティ関連銘柄の物色が引き続き目立っている。

　セクターでは、食料品、石油石炭製品、パルプ紙、ゴム製品、証券商品先物業が堅調。売買代金上位では、任天堂<7974>、トレンドマイクロ<4704>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、ブイ・テクノロジー<7717>、三井住友<8316>、トヨタ自<7203>、SUMCO<3436>、スズキ<7269>、リクルート<6098>、三井不<8801>が堅調。一方で、東芝
<6502>、野村不<3231>、みずほ<8411>はさえない。


＜HT＞