[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19709.01;+263.31TOPIX;1569.15;+18.85


[寄り付き概況]

 8日の日経平均は大幅続伸でスタート。5日の米国市場では、4月の雇用統計における非農業部門雇用者数が前月比21.1万人増加したことに加え、失業率は約10年ぶりに低水準との結果になった。この結果を好感し、NYダウは反発した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比(2日)225円高の19705円、円相場は1ドル112円70銭台と円安方向にて推移している。これを受けて、本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から大幅高となった。仏大統領決選投票における中道系独立候補マクロン氏の勝利なども、改めて評価材料となっているようだ。

 セクターでは、鉱業、保険業、石油石炭製品、証券・商品先物取引業、空運業、化学などが堅調。売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、ファナック<6954>、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、富士通<6702>などが堅調。一方で、東芝<
6502>、SUBARU<7270>、アステラス薬<4503>、コマツ<6301>などはさえない。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は大幅続伸でスタート、仏大統領決選結果など評価材料に、トヨタ自やファーストリテなどが堅調