[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;18391.72;-160.89TOPIX;1465.97;-13.57

[寄り付き概況]

 日経平均は大幅続落で始まった。12日の米国市場では、ティラーソン国務長官とロシアのラブロフ外相の記者会見において、シリア問題を巡る両国の隔たりが示され、引けにかけて下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安、円相場は1ドル108円80銭台と、トランプ米大統領の「ドルは過剰に高くなりつつある」との発言を受けて大きく円高に振れて推移。それらを受けて本日の日経平均は、225先物にサヤ寄せする格好から売り先行に。直後に下げ幅を拡大し、一時200円超下げる場面もみられた。
昨日12日に付けた取引時間中の年初来安値18460.59円を割り込む格好に。

 セクターでは、鉄鋼、鉱業、保険業、卸売業などがさえない。売買代金上位では、シャープ<6753>、良品計画<7453>、アエリア<3758>、JR九州<9142>などが堅調に。一方で、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、東芝<6502>、三菱商事<8058>などはさえない格好に。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は160円安でスタート、その後一時下げ幅200円超に、連日で年初来安値を割り込む