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9日のNY市場は上昇。トランプ大統領が航空業界幹部との朝食会で規制緩和やインフラ投資を提案したほか、減税策に関する具体的な発表時期について言及したことで政策への期待感が強まった。NYダウ、ナスダック、S&P500指数はいずれも最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の19155円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、これまでの上値抵抗として意識されていた5日線、25日線、13週線のほか、一目均衡表の雲上限や転換線、基準線等を一気に突破してくる可能性がある。突破後に支持線として意識されてくるようだと、センチメントは大きく改善することになりそうだ。ただ、遅行スパンの上方シグナルへのハードルは高く、強弱感も対立しやすいところである。価格帯別出来高では商いの膨れている水準でもあり、戻り待ちの売り圧力も意識されるところ。コンセンサスは幻のSQといったところか。とはいえ、SQ通過で需給も軽くなることもあり、意外とトレンドが強まる可能性もありそうだ。19000-19200円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 19200円−下限 19000円
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