[本日の想定レンジ]
 26日のNY市場はまちまち。トランプ政権への期待や堅調な企業決算が好感され、買いが先行。昨日に主要株価指数が揃って最高値を更新したことで利益確定の動きから上値は重いものの、投資家のリスク選好姿勢が強まった。ダウ平均は32.40ドル高の20100.91、ナスダックは1.16ポイント安の5655.18。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の19505円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行の展開になろう。その後は週末要因もあって利食いも出やすく、こう着感の強い相場展開といったところか。とはいえ、前日までの上昇でパラボリックが陽転、25日線をクリアし、ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとのレンジに移行。一目均衡表では基準線を突破したほか、遅行スパンは実線を捉えてきている。この遅行スパンは本日にも実線を上抜けてくる可能性が高く、上方転換シグナルを発生させてくる。
 ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジに移行する可能性があり、+2σが位置する19700円処が意識されてくる。また、週間形状では+1σをサポートに反転を見せてきているところであり、+2σが位置する20070円が意識されてくる。まずは、遅行スパンのシグナル好転から、改めて2万円を意識したスタートを切ることに期待。19400-
19600円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 19600円−下限 19400円



<TM>

情報提供元: FISCO
記事名:「 上方シグナル発生なら、2万円へのスタート合図に