今回、減塩に対する意識と食事の実態に関する調査を実施。被験者は、普段の食事で減塩を意識しており、現在減塩商品を利用している30~70代としている。調査の結果、減塩の目的としては、男性は“高血圧の予防・改善”、女性は“先々の健康への備え”となり、男女間で大きく異なっていた。また、減塩する頻度では、「毎日1~3食」「夕食時」の出現率が高かった。こうした中、減塩商品に期待する効果では、男性は“血圧対策の機能”、女性は“おいしさ”や“原材料の安心感”を求める傾向が強い。

概要
◆今回、減塩の実態を明らかにすべく、普段の食事で減塩を意識していて、現在減塩商品を利用している30~70代の男女620人を対象にアンケート調査を実施した。

◆調査の結果、減塩する目的は男女間で大きく異なることがわかった。男性は「血圧値が高くなってきた」ことや「高血圧と診断された」ことをきっかけに減塩を始めていることから、“高血圧の予防・改善”を目的とする人が多い。一方、女性は減塩するきっかけが、「自分で必要性を感じた」ことや「メディアで減塩を見た」ことであるため、“先々の健康への備え”が大きな目的となっている。また、女性は「身体によいことが好き」「薄味が好き」「妊娠・出産期」といった理由から減塩する人も少なくない。

◆減塩する頻度は、「毎日1~3食」の人が男性では8割、女性では7割強を占め、このうち約3割は「毎日3食」減塩している。特に「夕食時」に減塩を意識する人が多く、約7割の男女が食事の塩分を制限している。減塩商品の利用状況をみると、加工食品よりも調味料を利用している人が多かった。出現率は調味料が94.7%、加工食品が73.9%であった。減塩商品の利用意向は今後も高く、全体の9割強が利用したいとしている。特に加工食品は現在の利用率を大きく上回っており、潜在需要は高いといえる。

◆減塩商品に求めることは男女間で違いがみられた。男性は“高血圧の予防・改善”を減塩の目的とする人が多いことから、減塩商品に対して“血圧対策の機能”を期待している。一方、女性は“先々の健康への備え”が減塩の大きな目的であることから、“おいしさ”や“原材料の安心感”を男性よりも求める傾向にある。さらに、減塩率に対する印象を味・有用性・低減率の面から尋ねた結果、減塩商品に求められる減塩率は“50.6~57.4%”の間であると考えられる。

◆当レポートでは、減塩に対する意識や行動、減塩商品の利用実態、減塩商品の評価、今後の商品ニーズなどを性別、年代別、血圧別で分析している。

【調査内容】
・減塩する目的
・減塩に対する意識や行動
・減塩商品の利用実態
・減塩商品の評価
・減塩商品の今後のニーズ など



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コンシューマーレポートNo.280
「減塩に対する意識と食事の実態を探る」
―男女間で異なる目的:男性は“高血圧の予防・改善”、女性は“先々の健康への備え”―
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発刊日:2019年4月3日
頒価:360,000円(税抜)

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情報提供元: Dream News
記事名:「 TPCマーケティングリサーチ株式会社、減塩に対する意識と食事の実態について調査結果を発表