2017年度のチーズ市場は、総消費量が前年比5.2%増の33万8,344トンとなり、金額ベースでは前年比4.2%増の3,381億円となった。同市場では、日常的な食生活におけるチーズの浸透が進む中、おやつ・おつまみ需要が更に拡大。これにより、フレーバーの多様化や健康成分含有商品の台頭が活発化している。当資料は、チーズ市場を用途別、種類別、タイプ別に分析するとともに、主要各社の販売動向及び商品戦略についてもレポートしている。

概要
◆2017年度のチーズの総消費量は、前年比5.2%増の33万8,344トンとなった。総消費量については、2013年度、2014年度が円安の進行や輸入原料価格の高騰などが起因し、2012年度の30万トンから29万トン台に落ち込んだが、2015年度、2016年度は輸入量が拡大し、32万トンを突破。2017年度においても輸入ナチュラルチーズが大幅増となり、過去最高の33万トンとなった。

◆市場規模は、金額ベースで前年比4.2%増の3,381億円。家庭用では、日常的な食生活におけるチーズの浸透が進む中、おやつ・おつまみ需要が更に拡大。おやつ・おつまみ需要に対応したベビー、6P、スモークにおいては、フレーバーの多様化や健康成分含有商品の台頭が活発化。また、6Pでは、デザート系チーズの展開により、幅広い需要の取り込みが進んでいる。

◆この他、雪印メグミルクは主力の「6Pチーズ」における新たな食べ方“焼きロッピー”を提案。醤油やソースをかけた焼き方を提案することで、ファミリー層の取り込みを強化。このように、既存ブランドにおいて、新たな食べ方提案を進めることで、顧客層を広げている。

◆業務用では主に外食向けや製パン中食向けにおいて採用が進んだ他、インバウンド需要の継続から土産菓子向けが安定した需要を獲得。外食向けについては、近年“チーズダッカルビ”のブームなどを背景に大手チェーンを中心に採用が活発化。また、串カツや天ぷら、カレーショップなど様々な業態への広がりも進んでおり、今後も外食におけるチーズのニーズは更に高まっていくことが予想される。

◆当該資料では、こうした動きが見られるチーズ市場の動向を調査・分析。用途別(家庭用・業務用)、種類別(プロセスチーズ・ナチュラルチーズ)、タイプ別の市場分析を行うとともに、主要参入企業15社の販売動向および商品戦略を明らかにしている。



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TPC市場調査レポート
「2019年 チーズの市場分析調査」
―“おやつ・おつまみチーズ”の多様化と提案強化が進むチーズ市場―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr120190439
資料体裁:A4判151頁
発刊日:2018年11月9日
頒価:97,000円(税抜)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
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情報提供元: Dream News
記事名:「 TPCマーケティングリサーチ株式会社、チーズ市場について調査結果を発表