米デラウェア州ウィルミントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビジネス・法律・税・ドメインセキュリティーの世界的リーダー企業のCSCは本日、そのデジタル・ブランド・サービス(DBS)部門を通じて、セキュリティー格付けの世界的リーダー企業SecurityScorecardとの戦略的提携を発表しました。これは、SecurityScorecardプラットフォームの利用者に企業サイバーリスクを評価するためのドメインセキュリティー情報を提供することを目的とするものです。現在最も被害の大きい攻撃(ランサムウェア、ビジネスメール詐欺(BEC)、なりすまし不正、ネットワーク侵害)の出発点として行われるフィッシング攻撃では、多くの場合、ドメイン・レジストラ侵害によるドメイン名不正、本物に酷似した詐欺的ドメイン、メールヘッダ・スプーフィング、メールアカウント乗っ取りが利用されています。世界最大規模の企業の多くは、いまだに基本的なドメインセキュリティーが欠落していますので、悪者の格好の標的になっています。



CSCのデジタル・ブランド・サービス部門プレジデントのMark Calandraは、このように述べています。「現在企業が直面する最も深刻なサイバー脅威の根本原因は、多くの場合、大規模な攻撃を行う踏み台を悪者に提供するためのドメイン(DNS)攻撃となっています。最もセキュリティー意識が高い企業レベルのドメイン・レジストラであるCSCは、SecurityScorecardと提携することに期待を感じています。SecurityScorecardは、自社のプラットフォームにドメインセキュリティー情報を統合する最初の企業となり、企業がサプライヤー・サイバー脅威を最小化する有効性の高い方法を企業に提供することができます。これはまた、企業が消費者グレードのドメイン・レジストラを利用する際に直面するリスクの高さをより良く理解する一助ともなります。」


SecurityScorecard最高経営責任者(CEO)のAleksandr Yampolskiyは、このように述べています。「当社は、CSCのような企業レベルのドメイン・レジストラとの提携を通じて、消費者グレードのレジストラを使用している企業にもっと優れた有効性の高いセキュリティー・アプローチを教えていくことに期待を感じています。ドメインやDNSへの攻撃から防御するために非常に合理的な予防的措置を取ることで、当社は組織や保険会社が潜在的なサイバーリスクや侵害が現実化する前に発見する能力を高めることができると確信しています。」


SecurityScorecardプラットフォームの当初の統合において、CSCは、使用しているドメイン・レジストラがどのようなものであるかをユーザー自らが理解できるようにし、ドメイン名ポートフォリオに関するリスクの管理をユーザーが改善できるようにしていきます。この情報は、企業が現在のドメインおよびDNSのセキュリティーの脅威から身を守るために必要な高度なセキュリティーのレベルについて理解する助けとなります。両社いずれのお客さまも、securityscorecard.pathfactory.com/l/cscでこの統合についての情報を得ることや統合のメリットを受けることができます。


CSCについて


CSCは、企業のドメイン名、ドメインネームシステム(DNS)、デジタル証明書管理に加え、デジタルブランド保護と不正対策の分野において、フォーブス・グローバル2000とベスト・グローバル・ブランド100の企業に信頼される選好プロバイダーです。世界的企業がセキュリティー体制に多大な投資を行う中で、CSCは既知のセキュリティー上の盲点を理解し、デジタル資産のセキュリティーを確保できるよう、企業を支援しています。CSCの専有的ソリューションを活用することで、企業はオンライン資産をサイバーの脅威から安心して保護し、壊滅的な収益損失、ブランドの評判の失墜、一般データ保護規則(GDPR)のような政策による多額の罰金を回避することに役立てることができます。またCSCはデジタル資産保護に全体的な手法を取りながら、オンラインブランド保護のサービス(オンラインブランドモニタリングと対応措置の組み合わせ)を提供しており、フィッシングに対抗する詐欺防止サービスも提供しています。1899年以来、米国デラウェア州ウィルミントンに本社を置くCSCは、米国、カナダ、欧州、アジア太平洋地域にオフィスを構えています。CSCは、お客さまがどこにいてもビジネスを行うことができる世界的企業であり、手掛けるビジネスすべてで専門家を雇用することによってそれを実現しています。cscdbs.comをご覧ください。


SecurityScorecardについて


シルバーレイク・パートナーズ、エボリューション・キャピタル、セコイア・キャピタル、GV、リバーウッド・キャピタルなどの世界的投資家から資金を得ているSecurityScorecardは、サイバーセキュリティー格付けの世界的リーダー企業であり、500万社を超える企業の格付けを継続的に行っています。2013年にセキュリティーおよびリスクのエキスパートのAleksandr Yampolskiy博士とSam Kassoumeh氏によって設立されたSecurityScorecardの特許取得済みの格付け技術は、1万6000を超える組織によって、企業リスク管理、第三者リスク管理、取締役会報告、デューデリジェンス、サイバー保険引き受けに利用されています。SecurityScorecardは、企業が取締役会、従業員、ベンダーに対するサイバーセキュリティーのリスクを理解、改善、報告する方法を変革することで、世界をより安全な場所にする努力を続けています。どの会社も、信頼性と透明性のあるInstant SecurityScorecard格付けを利用するユニバーサルな権利を持っています。詳細情報については、securityscorecard.comをご覧ください。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 CSCとSecurityScorecardがドメインセキュリティー・リスクの低減で提携