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福岡--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- HD-PLCアライアンス(注1)は、高速電力線通信「HD-PLC」(注2)方式を採用したLONMARK規格が、ANSI/CTA 709.8 LON HD-PLCとして米国国家規格協会(以下ANSI:American National Standards Institute)(注3)により米国国家規格(ANS:American National Standards)として承認された、と発表しました。
(全米民生技術協会(以下CTA®:Consumer Technology Association)(注4)とLonMark International(注5)によるプレス発表WEBページ:https://www.lonmark.org/hdplc_press_release/)
従来のLONMARK規格は、通信方式の一つとして低速電力線通信(以下、低速PLC、最大速度は数キロビット/秒程度)を採用しており、現在需要が高まっているIoT対応やさまざまなネットワーク機器接続を実現するに際し課題となっていました。
そこでLonMark Internationalは、2017年に数十メガビット/秒の通信が可能な「HD-PLC」を通信方式の一つとして採用、その後ANSI/CTAでの標準化活動を推進することで、この度の承認を得るに至りました。
「HD-PLC」は、従来の低速PLCに比べ、高速通信が可能であることに加え、「HD-PLC」マルチホップ機能により数キロメートル範囲をカバーできるため、従来のLONMARK対応システムを高速化することと同時に長距離化も可能となります。また電力線のみならずツイストペアなどの二線や同軸線、電話線など既設の線を流用することにより、新規の通信配線工事を軽減することが可能となり、従来のLONMARK対応システムで利用されてきた二線通信によるビル、工場などの屋内機器制御や、スマート街灯や照明システムなどの屋外機器制御(注6)などに関し高速通信への置き換えも期待されています。
当アライアンスは、昨年からLonMark Japan(注7)と連携を開始すると同時に、この度の「HD-PLC」方式規格化に向け、「HD-PLC」通信互換認証試験の一部を改訂してまいります。更に今回同軸線、二線対応機器の「HD-PLC」通信互換認証を新たに加え、同互換機器による市場の拡大を支援してまいります。
当アライアンスは、LONMARKやその他の標準化業界団体と連携し、通信互換認証の環境整備に継続的に取り組むとともに、『暮らし、産業、社会をつなぐIoTソリューション「HD-PLC」の更なる挑戦』を合言葉に、国際標準規格化への貢献と「HD-PLC」規格対応商品の普及推進に努めてまいります。
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【お問い合わせ先】
HD-PLC アライアンス
三宅 隆則、城戸 亮二
E-mail: info@hd-plc.org