日本とUAE、エネルギーを超えた協力について議論 第1回「The DAS Dialogue:UAE・日本戦略フォーラム」を東京で開催
@Press 2026年11月06日 15:00:00
The DAS Dialogue:UAE・日本戦略フォーラム
開会挨拶
変化する国際秩序におけるUAEと日本
エネルギーを超えて:UAE・日本CEPAの可能性を最大化する
「DAS」の名称は、アブダビ首長国沖に位置するダス島に由来します。1962年、アブダビ産原油の初出荷が同島から日本に向けて行われ、両国のエネルギー協力が始まりました。本フォーラムは、エネルギーを起点に60年以上にわたり築かれてきた関係を、経済、技術、水の各分野へと広げることを目指しています。
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The DAS Dialogue:UAE・日本戦略フォーラム
■ 開会挨拶:シハーブ・アル・ファヒーム駐日アラブ首長国連邦大使/辻昭弘 外務省中東アフリカ局 参事官
開会挨拶で、シハーブ・アル・ファヒーム駐日アラブ首長国連邦大使は、1962年にダス島から日本へ初めてアブダビ産原油が出荷されたことに触れ、UAEと日本の関係を支える長年の信頼を強調しました。また、エネルギーが引き続き両国関係の主要な柱であるとともに、貿易、投資、先端技術、クリーンエネルギー分野での協力が拡大していると述べました。さらに、The DAS Dialogueを、政策立案者、ビジネスリーダー、学術関係者、シンクタンクの専門家が集まり、相互理解を深め、議論を具体的なプロジェクトへつなげる定期的なプラットフォームとする構想を示しました。二国間CEPA交渉の妥結によって生まれる機会や、アブダビで開催される国連水会議2026 を見据えた水安全保障分野での共同取組の可能性についても言及しました。
続いて、辻昭弘 外務省中東アフリカ局 参事官が挨拶しました。また、TRENDS グループのMohammed Al-Ali会長がビデオメッセージを寄せました。
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開会挨拶
■ セッション1|外交政策と戦略的協力:「変化する国際秩序におけるUAEと日本」
本セッションには、林芳正衆議院議員、TRENDS Research &AdvisoryのFatima Alremeithi上級研究員兼政治・戦略問題アナリスト、日本エネルギー経済研究所中東研究センターの堀拔功二研究主幹、武蔵野大学の小林周准教授・笹川平和財団 和平調停センター 主任研究員、エミレーツ戦略研究調査センターのMarwan Alblooshi研究員が登壇しました。TRENDS Research &AdvisoryのRashed Al Hosani研究員がモデレーターを務めました。パネルでは、中東およびインド太平洋地域の安全と安定、海洋・エネルギー安全保障、国際貿易ルートの保護、紛争予防、外交的解決に向けて、両国がどのように連携できるかを議論しました。
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変化する国際秩序におけるUAEと日本
■ セッション2|貿易・投資と次なる経済連携:「エネルギーを超えて:UAE・日本CEPAの可能性を最大化する」
本セッションには、経済産業省中東アフリカ課の菅野 将史氏(中東アフリカ課長)、TRENDS経済研究部門のMouza Al Marzooqiディレクター、エミレーツ戦略研究調査センターのRawia Alblooshi研究員が登壇しました。The Asia GroupバイスプレジデントのTaro Han氏がモデレーターを務めました。2026年3月に交渉が妥結した日UAE包括的経済連携協定(CEPA)を踏まえ、貿易・投資の拡大、AI・デジタル経済、クリーンエネルギー、サプライチェーンの強靱化と経済安全保障、第三国市場での連携など、エネルギーを超えた経済協力の機会について意見を交わしました。
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エネルギーを超えて:UAE・日本CEPAの可能性を最大化する
■ セッション3|水安全保障とグローバル・レジリエンス(国連水会議2026 特別セッション)
2026年12月8日から10日までアブダビで開催される国連水会議は、UAEとセネガルが共同議長国を務めます。日本はエジプトとともに、テーマ別討議C「地球のための水」の共同議長を務めます。本セッションは、同テーマ別討議Cで共同議長のシェルパを務める政策研究大学院大学(GRIPS)の廣木謙三名誉教授がモデレーターを担当しました。東京大学生産技術研究所グローバル水文予測センターの芳村圭センター長・教授、TRENDS Research &AdvisoryのNajla Al Midfa研究員が登壇しました。日本の水資源管理・防災の経験と、UAEの海水淡水化・水利用効率化の取組を踏まえ、会議への貢献に向けて両国がどのように連携できるかを議論しました。
■ クロージングセッション:「対話から行動へ」
クロージングセッションでは、TRENDS Research &AdvisoryのRashed Al Hosani研究員とTRENDS経済研究部門のMouza Al Marzooqiディレクター、政策研究大学院大学(GRIPS)の廣木謙三名誉教授が、3つのテーマ別セッションの主な議論を総括しました。外交政策・戦略分野、貿易・投資、水安全保障・グローバル・レジリエンスにおけるUAE・日本間の協力機会を示し、今後の対話と協力につながる一日の主要な知見を共有しました。
■ アル・ファヒーム大使コメント
「The DAS Dialogueは、UAEと日本が数十年にわたり培ってきた信頼と友情を基盤に、戦略的パートナーシップの新たな地平を切り開くという、両国共通の志を体現するものです。1962年にアブダビ産原油の初出荷が日本へ向けて行われたダス島に着想を得て、貿易、投資、先端技術、クリーンエネルギー、水安全保障を含む、より豊かな未来を共に目指します。
本対話を通じて、政策立案者、専門家、シンクタンク、経済界が集う定期的なプラットフォームを構築し、相互理解を深め、アイデアを両国の利益に資する具体的なプロジェクトや取組へとつなげ、世界的課題の解決に貢献することを目指します。本フォーラムの開催におけるTRENDS GLOBALとのパートナーシップ、そして議論を深め、今後のUAE・日本協力の形成に寄与したすべての参加機関・専門家の貢献に感謝します。
今後もこの対話を継続し、日本のより多くの機関にご参加いただくことで、両国間の交流が一層拡大することを期待しています。」
【開催概要】
イベント名: The DAS Dialogue:UAE・日本戦略フォーラム
主催 : 駐日アラブ首長国連邦大使館
共催 : TRENDS GLOBAL
参加機関 : 外務省、経済産業省、衆議院、
Emirates Center for Strategic Studies and Research、
日本エネルギー経済研究所(IEEJ)、武蔵野大学、笹川平和財団、
The Asia Group東京オフィス、政策研究大学院大学(GRIPS)、
東京大学生産技術研究所
日時 : 2026年11月2日(月)9:30~15:00
会場 : グランド ハイアット 東京 2階「コリアンダー」
(東京都港区六本木6-10-3)
参加者 : 約120名(両国の政策関係者、シンクタンク関係者、
専門家、ビジネスリーダーなど)
【TRENDS GLOBALについて】
TRENDS GLOBALは、アブダビを拠点とするTRENDS Groupの国際部門です。世界各国の政策立案者、研究機関、シンクタンクを結び、世界的課題に関する国際対話と協力のためのプラットフォームを創出することを目的としています。世界各地に海外拠点のネットワークを展開しています。
情報提供元: @Press