2 US Army Next Gen Vehicle Platforms3D Systems(NYSE: DDD)は、世界最大・最速・最精細の金属3Dプリンターを製作する1,500万ドルの契約を米国陸軍研究所[Combat Capabilities Development Command ARL(Army Research Laboratory)]から受注したことを、2019年7月、ROCK HILL(South Carolina)において発表いたしました。
このプリンターは長距離弾薬、次世代戦闘車両、ヘリコプター、航空/ミサイル防衛力に関連した主要サプライチェーンへ革命を起こすことでしょう。3D SystemsおよびNCMS(National Center for Manufacturing Sciences)は、この画期的なプリンターを製作するための資金供与を受けており、ARLおよびAMMP(Advanced Manufacturing, Materials, and Processes)プログラムと提携して世界最強の軍事力を実現するリーダーシップと革新を促進します。
米陸軍積層造形実装計画(U.S. Army Additive Manufacturing Implementation Plan)によると、米陸軍は摩耗した部品の修理調整およびカスタムツールの作成に積層造形(AM)を20年にわたって使用しています。開発が完了すると、米陸軍ではその積層造形経験を活用して、米陸軍の補給処および研究所に大規模な新規システムを設置する予定です。その後、3D Systemsおよびその提携各社では、将来の陸軍プラットフォーム開発のために、この新しい3Dプリンター技術を航空宇宙および防衛関連の主要サプライヤーが利用できるように計画しています。
「これまで、重要な地上戦闘サブシステムを大規模に生産するのに際し、パウダーベッド方式レーザー 3Dプリンターでは小さすぎ、遅すぎ、不正確すぎました。私たちの目標は、共通の国益を支持して米国陸軍による安全保障協力活動の実行を支援する同盟やパートナー、および重要な国家安全保障サプライチェーンのための新しい能力の実現に寄与する同盟やパートナーの支援を受けて、この問題に真正面から取り組むことです。」と、ARLの次世代弾薬の積層造形に関するサイエンス(Science of Additive Manufacturing for Next Generation Munitions) 担当プログラムマネージャーであるジョセフ・サウス博士は述べています。
3D Systemsでは、新しい金属積層造形(AM)ソリューションを米国陸軍に提供するだけでなく、新しい技術とプロセスを既存の3Dプリンター技術のポートフォリオに統合することの実現可能性も評価していきます。
「このプロジェクトを通して、唯一無二の実践的な製造システムをお届けできることは喜ばしい限りです」と、3D Systems の共同創設者兼CTOであるチャック・ハルは述べています。「3D Systems の初期のころから、私たちの革新に対する情熱は、当社のお客様がそれぞれの業界で第一人者になることを目指そうとする気力によって駆り立てられてきました。
3D Systems は、将来の進展の結果、その後の出来事または状況あるいはその他にかかわらず、経営陣またはその代理で行われたいかなる将来予測に関する記述も更新または見直しする責任を一切負いません。
【3D Systems について】
3D Systemsは、30年以上も前に3Dプリンティングのイノベーションを製造業界にもたらしました。現在は、AM ソリューションのリーディング企業として、変革したワークフローにより、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを作成する能力を製造業者に提供しています。
これは、最善の組み合せによる 3D Systems のデジタル製造エコシステムによって達成されています。この組み合わせとはすなわち、プラスチックと金属の 3Dプリンター、プリント材料、オンデマンド製造サービス、エンドツーエンド製造ソフトウェアのポートフォリオによる組み合わせです。それぞれのソリューションは、お客様と協力して製造環境を変革する当社アプリケーションエンジニアの専門知識により推進されています。3D Systems のソリューションは、航空宇宙、自動車、医療、歯科、消費財等の市場におけるプロトタイピングから生産までの幅広い先進的な用途に対応しています。詳細は https://www.3dsystems.com/ をご覧ください。