図1 お茶のちから全景図


図2 カテプロテクター製品ラインナップ


図3 お茶のちからの抗ウイルス活性


図4 対応機種

株式会社プロテクティア(本社:大阪府茨木市、代表取締役:田中 伸幸、以下 プロテクティア)は、大阪大学産業科学研究所との共同研究の成果である新型カテキン“CateProtect(カテプロテクト)”を用いた新製品として、加湿器を用いた感染症対策製品のリニューアルを行いました。2016年度より販売しておりますカテプロテクト搭載加湿器向けウイルス除去剤「カテプロテクターミストマスク」に加え、毎日のウイルス対策に適した新グレード「お茶のちから」を2017年9月20日から販売いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/138364/LL_img_138364_1.png

図1 お茶のちから全景図



■製品発売の背景

プロテクティアは大阪大学産業科学研究所で開発された新型カテキン“カテプロテクト”の成果を実用化するために設立された、大学発ベンチャーです。インフルエンザやノロウイルスなど様々なウイルスへの対策製品として、カテプロテクトを用いた製品ラインナップ「カテプロテクター」を販売しております。2014年にカテプロテクトを搭載した抗ウイルスマスク「ここ一番のマスク カテプロテクター」の発売を皮切りに、2016年に加湿器を用いたここ一番の空間除菌剤「カテプロテクターミストマスク」(ポーションタイプ)を発売いたしまして、多くのお客様に好評をいただきました。

そこで、今年度はこのミストマスクを毎日お使いいただきやすくなるよう、ボトルタイプで使いやすく、お手に取りやすい価格にした新グレード 「お茶のちから」の構想が生まれ、この度発売に至りました。





■製品概要

製品名 : お茶のちから

販売開始日 : 2017年9月20日

容量 : 200mL

目安容量 : 超音波型加湿器の水1Lに対してお茶のちから5mLを添加して使用

希望小売価格: 980円(税抜)

主成分 : カテプロテクト(カテキン脂肪酸エステル)、

ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、

DPG、1,3-BG、水、クエン酸塩、可溶化剤

販売店舗 : 大手家電量販店、小売店及びネット通販

URL : http://www.protectea.co.jp/product/chikara/

※ページは9月21日公開予定



図1 パッケージ図

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■カテプロテクター製品ラインナップに関して

現在販売中のカテプロテクター製品ラインナップは以下の通りです。

・ウイルス対策マスク

「ここ一番のマスク カテプロテクター」(2枚入り,360円(税抜))

・ウイルス対策加湿器添加剤

「カテプロテクターミストマスク」(ポーションタイプ,1,800円(税抜))

「お茶のちから」(ボトルタイプ,980円(税抜))



※価格は小売希望価格



図2 カテプロテクターラインナップ

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■お茶のちからの使い方と特長

お茶のちからは超音波型加湿器に入れるタイプのウイルス除去剤で、毎日戦う皆さんの日常のウイルス対策に適した新製品です。



[使い方]

水をためた超音波型加湿器にお茶のちから溶液を加えた後、加湿器で噴霧します。

(目安容量:1Lで5mL)



[お茶のちからの特長]

<1. 新カテキン技術 “カテプロテクト”でウイルスや細菌を99%以上しっかり除去>

お茶由来の新技術“カテプロテクト”は天然カテキンに脂肪酸をハイブリッドさせたスーパーカテキンです。カテキンの安全性をそのままに、しっかりとウイルスを除去してくれます。



試験方法:お茶のちから200倍希釈溶液(水1Lに対して5mL)を加湿器(株式会社ラドンナ社製 CU65-HF)で噴霧し、回収した噴霧液とウイルス溶液を混合後、噴霧液処理で残存したウイルスの量を、宿主細胞を用いて細胞試験で定量



図3 お茶のちからの抗ウイルス活性

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<2. 韓国で問題となったPHMGや塩素などの有害成分は用いておりません>

韓国で問題となったポリヘキサメチレングアニジン(PHMG)や、臭いのある塩素などの有害成分は使用していません。茶由来成分であるカテプロテクトと消臭成分シクロデキストリンやクエン酸などを用いており、安全安心です。



※お茶のちからは加湿器のミストでカテプロテクトを噴霧するため、必ず超音波式加湿器でご使用ください。



図4 対応機種

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■新カテキン技術CateProtectに関して

2009年に大流行した新型インフルエンザは、海外から帰国した高校生から急速に感染拡大して社会的な問題となりました。また近年では、韓国を中心に大流行したMERSウイルスや、東アジア・中東の強毒性トリインフルエンザウイルス、アフリカ諸国で猛威を振るったエボラウイルスなど様々なウイルス感染症への対策が社会に重要となっています。このような中、ウイルスや細菌など感染症に対する予防部材の開発が急務となっています。大阪大学産業科学研究所の加藤 修雄教授、開發 邦宏特任准教授らのグループでは茶カテキンの抗ウイルス効果に注目しカテキンをベースにした抗ウイルス薬剤の開発を目指して研究を進めてまいりました。

開發特任准教授らは、2006~2010年の間、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(通称 NEDO)の産業技術研究助成の支援を受けて、茶カテキンの中でも特に抗ウイルス・抗菌活性の強いエピガロカテキンガレート(EGCG)に長鎖脂肪酸を立体選択的に結合させる技術を開発し、新規なカテキン脂肪酸誘導体の合成に成功しました。このカテキン脂肪酸誘導体は、幅広い種類のウイルスや細菌を効果的に不活化することが明らかになりました。

開發特任准教授らは、この新規カテキン脂肪酸誘導体を感染防御対策に応用するため、2010年に大阪大学の研究成果を実用化するためのベンチャー「株式会社プロテクティア」を設立して、実用化に向けた研究開発を進め、新規カテキン脂肪酸誘導体を感染対策部材に仕上げるために重要となる新カテキン技術『CateProtect』を確立に成功しました(図5)。



図5 カテプロテクトの特長

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新規カテキン技術であるCateProtectは以下の3つの大きな特長がございます。

<1.ウイルス・細菌・アレルゲンを幅広くノックアウト!高い効果効能>

天然カテキンに脂肪酸をハイブリッドさせた『CateProtect』は、ウイルスの膜に対して、天然カテキンの約40倍以上優れた作用を示します(ウイルス種によってその効果は異なります)。

また、黄色ブドウ球菌、大腸菌、肺炎桿菌など、幅広い細菌に対しても効果を確認しています。また、近年問題視されている薬剤耐性菌に対しても効果を確認しています。



<2.カテキンをベースにした高い安全性>

『CateProtect』は、天然由来成分をベースにした安全性の高さが特長です。原末における経口毒性、変異原性、皮膚刺激性及び皮膚感作性は確認済みです。



<3.新しいカテキンによる新しい作用メカニズム>

優れた活性はカテキンに脂肪酸を結合させることにより、ウイルスのタンパク質だけでなく膜にも作用ができる新しいメカニズムによるものです。基礎技術の開発から効果の実証、メカニズム解析に至るまでアカデミックの最先端研究により開発された確かな技術です。



■会社概要

商号 : 株式会社プロテクティア

代表者: 代表取締役 田中 伸幸

所在地: 〒567-0047

大阪府茨木市美穂ケ丘8-1 インキュベーション棟 I213

設立 : 2010年6月

URL : http://www.protectea.co.jp/



[事業内容]

感染症対策部材の研究開発、製造、販売(カテキン誘導体を利用した各種製品の研究開発、製造、販売)、化合物、技術シーズに関する受託合成、分析、評価

情報提供元: @Press