【北京時事】中国広東省で麻薬密輸罪に問われ、一審で無期懲役の判決を受けた愛知県稲沢市の元市議、桜木琢磨被告(79)の二審の公判が、25日に同省高級人民法院(高裁)で開かれることが分かった。判決が言い渡されるとみられる。弁護人が23日、明らかにした。  桜木被告は2013年、広東省広州市の空港でスーツケースから3キロを超える覚醒剤が見つかり、19年に同市中級人民法院(地裁)で無期懲役を言い渡された。その後、判決を不服として上訴。二審でも一審同様「荷物の中身は知らなかった。だまされて利用された」と無罪を主張していた。  中国は二審制。弁護人によれば、25日の公判は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンラインで開かれる。 【時事通信社】 〔写真説明〕桜木琢磨 元愛知県稲沢市議(市議会ホームページより)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 元市議、25日に二審判決か=麻薬密輸罪、一審で無期懲役―中国広東省